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採用市場では出会えないデータサイエンスエンジニアを副業者で採用!?

株式会社リンクスでは、データサイエンスエンジニア、Webディレクターのポジションにて副業者を活用頂いています。採用市場ではなかなか出会えない方を、副業者ではなぜ採用できたのか、副業者活用の方法・成功の秘訣を同社執行役員 CTO 足高圭介氏へお伺いしてきました。

【会社説明】
株式会社リンクスは、スタートアップを中心とする資金調達コンサルティング「レンタルCFO」をベースとし、CTO、CMOなどのハンズオン支援、及び上場企業のIR対策・新規事業コンサルティング、及びM&Aマッチングプラットフォームを構築を行っております。

目次[非表示]

  1. 1.専門的スキルの高い職種も副業者なら採用可能
  2. 2.稼働前に関わるプロジェクトの「ミッション」共有がポイント
  3. 3.社内の強みを生かしつつ副業者で構成される専門家集団によりサービスをグロースへ
  4. 4.副業者の方へ自走を促す管理体制と巻き込み方とは

専門的スキルの高い職種も副業者なら採用可能

副業者の導入背景を教えてください。


弊社の担当している新規開発プロジェクトにてご活躍頂けるエンジニアを採用しようと考えたことがきっかけです。

少し弊社の事業内容を補足で説明をすると、弊社はITスタートアップ企業の立ち上がりに際して、資金調達のサポートから、その後会社をグロースさせるためのサービス開発スケジュール計画から、実際の開発まで一貫してサポートをしています。
今回は現在クライアントである畜産×ITのサービス開発を行っている企業の開発プロジェクト案件に入って頂ける方を探しておりました。

理想形としては良いエンジニアを採用することが目標ではありましたが、専門的スキルが高い業務内容をお願いするため、なかなか経験をお持ちである方が転職市場には少ないことと、実際にその方のスキルを数回の面談のみで判断することの難しさを鑑み、リスクを想定した際に副業から入ってもらうことで理想的な形であると思い副業者導入を考えていました。


Kasookuとの出会いは昨年の秋ごろでしたよね。実際にサービスを登録されてみていかがでしたでしょうか。


なかなか採用市場では出会えないデータサイエンスエンジニアの方を、ピンポイントでご紹介頂けたので即断即決で導入を決めました。こんなに早く出会えることに驚きました。弊社は人員リソースが限られているため、求人広告よりも紹介でピンポイントでご紹介頂けることは大変有難かったです。また、紹介して頂ける方の経験・スキルは高いとは感じています。ハイスキルの方が本当に揃っており専門的知見をお持ちの方を探している弊社にとっては大変有難い存在です。


稼働前に関わるプロジェクトの「ミッション」共有がポイント

副業はどのように稼働がスタートしましたか。


全体の業務の流れとしては、今回のプロジェクトが畜産×AIの開発に関してとのこともあり、副業者の方も畜産市場については業界知識が浅い部分もあり、開発の前に調査業務から入って頂きました。最初に意識したポイントとしては、我々のミッションをはじめに共有することです。今回は、「畜産の課題を見つけ、AIで解決することであること」であるためこちらを共有したうえで今回の開発プロジェクトの共通のゴールイメージをすり合わせを行いました。

副業者は、指示待ちの状態を作ることはリスクであると思っています。そこで、主体性を持っていただくためにも目的と現状を明確にし、現在どこに今向かっているのかが共有できている状態を作っておきたいと思いお伝えをしました。


現在、具体的にどのように業務を進めていらっしゃいますか。


現在は、週1で定例のオンラインMTGを設定し期間を定めてその期間内にどこまで業務を進めるのか目標のすり合わせと現状の進捗管理を行っています。副業者の方は平日業務が入る可能性や週末に対応する予定で動かれる方が多いため、デイリー管理ではなくウィークリーで管理が良いと思っいます。

連絡手段としては、デイリーはチャットツールを用いて動きがある際には共有を行ってもらいながら細かい業務の話や方向性に関しては定例のMTGですり合わせを行うルーティーンを作っています。チャットツールは連絡手段よりも、日々の状況の可視化を行う目的で使用していることが多いですね。


社内の強みを生かしつつ副業者で構成される専門家集団によりサービスをグロースへ


実際に副業者を導入されてみていかがでしょうか。


とても良いです。副業者活用の良いところは専門知識が高く、参謀役のような存在であり、いらっしゃるかでプロジェクトの運用には天と地の差があると感じています。弊社自体が案件が多いため、副業者の管理が上手くいくのであればすべてのプロジェクトへアサインすることが出来るサービスモデルであることも特徴として良いですね。

また、私自身が業務全体を広く浅くディレクションすることが得意なタイプではあるため、私含めて社内の強みを生かしつつも、特化した経験スキルをもっている専門家集団を副業者で補うことはとても良い活用方法だと思いますね。


他にはWebディレクターの方も副業者採用頂いておりますがいかがでしょうか。


そうですね、もう1名新規メディア全体のディレクションを行って頂いておりますが大変頼りにしております。どうしてもディレクション業務は時間がかかるため、他の業務と並行して行うことは難しいと感じておりました。だからこそ、業務を切り分けてディレクション専属をつけておくと良いと考えて副業者の方を採用しました。現在は、メディアの運用計画表に沿ってサービスリリースに向けて準備を手伝って頂いております。


副業者の方へ自走を促す管理体制と巻き込み方とは

副業者活用を上手く進めるポイントを教えてください。


①マネジメントの管理と工夫②副業者の方のスキルを活かしつつ技術力を高めることや新しいチャレンジへの案件になっているのか③社内情報のオープン化の3点であると思います。

1つ目は、副業者の方は本業がありきになるため、MTGが夜に集中しやすい傾向があります。そのため、お互い柔軟な対応ができる関係をつくっておくことが重要になると思います。また当たり前ですが、アウトプットの質の良し悪しを判断できる方がマネジメントにつくことでスムーズに稼働が進められると思いますね。

2つ目は、長期的に働いてもらうためにも、また関わっているサービスをグロースさせることが最終目標であるため、企業も成長しつつ、副業者の方もグロースして欲しいと思っています。そのためには、副業者自身が業務をしていて面白味や成長実感を感じられる業務内容であることが重要であると思います。

3つ目は、面談の際にも意識していますが出来る限りこちらの情報はオープンにした状態で、働かれる方の意見を聞き判断頂ける状態にしています。企業やプロジェクトとして、目的や筋道の全体像がつかめておらず部分的なところのみの場合には、徹底的な管理が必要になると思いマネジメントコストもかかりますが、出来る限り情報をオープンにすることで副業者の方も自主性を持ち、目的に向かった業務を行ってもらえるようになり、全体の立ち位置も見えやすくなるため副業者の方からの提案がもらえることもあり、より事業がスムーズにグロースしていくと思いますね。


副業者の採用面談において、特に大切にしていることはありますか。


面談内では専門性知識の確認よりも一緒に仕事を進めやすいかを特に重視していますね。もちろん経験・スキルは重要ですが、技術的な質問よりも雑談ベースで会話を進めながら仕事の進め方タイプを見ています。どうしても仕事を進める距離が遠くなるため、柔軟に対応頂ける方か、距離を乗り越えても主体的に業務を行っていただける方かを見極めるために行っています。


最後に、今後の副業市場についてお考えを教えてください。


副業者を実際に活用をしてみて大変助かっており今後も継続してお願いしていきたいと思っています。
また、私自身が様々な企業のサービス開発を手伝う中で、IT業界で働くうえでは経験・スキルが重要だと思います。今後、一つの会社でスキルを伸ばすことには限界があるのではないかとも感じています。もちろん本業も集中しながらも、他の様々な業務に挑戦して次のステップを踏めるために、伸ばしていくことが必要かなと思いますね。副業推進の企業と副業を始める個人が増えてより広がっていくことを願っています。

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