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副業者活用を行うには”今”が良いと語る理由とは~副業者活用成功の軌跡~

株式会社スパルタ英会話をはじめ、株式会社グローバルリーチ、株式会社ExecutiveBankなど多数の企業を経営する小茂鳥雅史氏。この度は、小茂鳥氏が関わる各社で初の副業者採用を行うために導入頂きました。副業者採用・活用の方法を各社ごとにPDCAを回すことで、成功実例を溜め、多数の副業者活用の実績を持つ同社へ副業者活用のポイントをお伺いしてきました。


【会社説明】
グローバル・リーチは、グローバル化が進展する国際競争社会を 逞しく生き抜く人材育成を目指す教育機関です。 手段としての英語教育に甘んじることなく、世の中の事象に広く視野を拡げ、 深く掘り下げ、子供たちが自らの考えを醸成できるようにすることが、 私たちが追い求める教育の目標として掲げ、留学プログラムを提供しています。 

目次[非表示]

  1. 1.顧客のリード獲得に副業社員の活用
  2. 2.3つの事業部にて選考のPDCAを回し、最適な活用方法を編み出す
  3. 3.新しい働き方だからこそ能動的な副業者の方を採用成功
  4. 4.ワクワクした案件と条件が提示できるかが副業者活用のポイント


顧客のリード獲得に副業社員の活用


副業社員採用を導入した背景を教えてください。

弊社は、エグゼクティブバンクという名称のITエンジニア採用に特化をした人材紹介事業を運営しています。レッドオーシャンであるIT業界で、弊社が保有する求人にエントリーをしてくれる「求職者」の集客に課題を感じていました。社内の人脈や、新たに広報活動をしてくれる正社員採用なども考えてはいましたが、正直、我々もベンチャー会社なので、正社員で採用する余裕がなく、副業社員を採用しようという流れになりました。

かつ、実は私自身も前から副業事業に興味がありまして、集客の課題感を持っていた際に、タイミングよく御社が営業をかけてくれまして導入を決めました。 


副業者活用は初めてですか。


そうですね。Kasookuを利用するまでは、フリーランスのような方に依頼することはありましたが「大手企業に勤務していて、空いている隙間時間にて副業を初めてやってみる」という副業者を採用することは今回が初めてでした。

集客課題ではあるので、営業代行も検討しましたがどうしても代理店を使用した運用がイメージ出来ませんでした。というのも、代理店のセールスの方たちは、我々がお願いする業務以外にも提案商材を多く抱えていらっしゃるため、1社に注力して頂くことが難しいと思います。それであるのであれば、副業として依頼を受けて頂ける方とパフォーマンスが変わらないのではないかと思ったこと、これから社会全体として活用が進むであろう副業者を今から活用して上手くいくノウハウを溜めておくことが今後のプラスになると思い副業者採用に決めました。


3つの事業部にて選考のPDCAを回し、最適な活用方法を編み出す


副業者採用の運用方法を教えてください。


Kasookuの運用は、弊社の代表・役員クラスが行っていました。弊社は3つ事業部があり、それぞれ利用していたのですが、各代表が募集、面接、採用決定までを担当していましたね。副業者はお一人ずつ契約内容が異なるケースが多く、決定権がない者に対応させるのはすごく大変だと思います。
また、メンバーではなく、決裁者が運用することによって「自分の部署にはどういったスキルや人物が必要か」という募集要項の内容から、採用決定までのサイクルをスピーディに回すことができました。3名がそれぞれ「このような方法で進めたら上手くいった」と、成功事例失敗事例の情報交換をさせることで、選考フローも改善されてきており自然とPDCAが回るようになりました。
社内としても新しいチャレンジだからこそ、この採用手法は良いのか悪いのかを見極めるためにも3つの事業部で一番効果的な方法を模索し、成果を出せたことは良かったです。 


具体的な業務の進め方、管理方法を教えてください。


ご応募頂いた方へメッセージを送信し、返信を頂けた方へ実際に面談をご案内、契約をします。その中で集中的に動いて頂いている方を見極めて、毎週、もしくは隔週に1度、1on1を設定し進捗管理と案件相談を行い進めていますね。このMTG内では進捗確認の他に、他の副業者から聞いた成功事例を提示し具体的な行動アドバイスも行っています。
また、管理者業務も副業者にサポートを頂いている方もいらっしゃいます。例えば、30人応募がきた場合に、コアメンバーになる方は、こちらのサポート無しに自走して頂いている方です。そのような方に自走したいけれどもうまく運用がいかない方はどうすれば自走出来るようサポートができるかというコツを教えてもらっています。
それぞれの力量を見極めつつ、適切な仕事采配を行うように心がけています。


新しい働き方だからこそ能動的な副業者の方を採用成功


選考の際に大切にしているポイントを教えてください。


選考に関しては、基本的には就職の面接と同じです。本気度合いやご経験、お人柄を見ています。ただ特に就職採用と違う点としては、エントリー者の能力以外に「副業希望者の方が置かれている状況」を重点的に確認するようにしています。
副業はどれほど能力やスキルがある方でも、業務に割ける時間が限られていたらパフォーマンスが変わって来てしまいますよね。副業にある程度時間を使える方と、経験もあるし優秀な方で「やりたい気持ちはあるが、実際は本業も忙しいんですよね」という方だと、前者の方を採用したいですね。そのため、その方の置かれている状況を詳細に伺うようにしています。
とはいえ、実際に動いて頂かないと分からない点も多いため、基本的には応募が来たらまずは始めて頂いていました。 


応募してくる方はどのような方が多いですか。


応募してくれる方は、大きく2タイプに分かれていましたね。1タイプは「大手企業勤務の何か新しいことをやりたい」とお考えの方。そして、もう1タイプは「現在は正社員ではあるけれども、今後独立を考えている」とお考えの方。どちらも新しい働き方に挑戦しようとしているアーリーアダプラーの方であるため、とても能動的な方ばかりでした。もちろん業務との「合う、合わない」の相性の部分はあると思いますが、いずれにしても優秀な方が多いと思いました。


ワクワクした案件と条件が提示できるかが副業者活用のポイント


副業者のモチベートのコツがあれば教えてください。 


基本的には、成果に見合った対価を払い、適材適所の業務を担っていただくことで、モチベーション維持をしています。また、弊社はベンチャーだからこそ成果だしてくださるなら、「報酬は日本一高い」「売り上げの50%出します」などという形で採用を行っており、実際に結果を出している方には差をつけながら採用をしています。案件と条件がワクワク出来るものであれば自然と動いて頂けると思いますので、こちらは意識して設定をしていました。


とても成功事例が多いように思いますが、失敗した事例などはありますか。


ありますね。営業代行以外にも、面談時にお話している中で「我々経営陣と一緒にその事業を企画運営していく」ことにワクワクを感じて、企画職としてお手伝いをしてくださっていた方との事例です。
採用当初は我々経営陣と密にビジネスを行っていたけれども、途中で管理者を介し、やり取りが間接的なコミュニケーションを取らざる終えない状況となりました。結果として、距離を置いた状態から、その方が出した提案書に、いきなり経営陣から指摘が入るなど、流れがお互い掴めず、関係性も変化してきた為、うまく運営することが出来ず曖昧になってしまいました。
営業代行であれば成果に対して報酬で還元が可能ですが、企画職など事業そのものにワクワクしてジョインしてくださった方に関しては、採用の段階で裁量を100%委ねるか、後は本当に経営陣の一人としてやってもらうか、「責任や役割」をしっかりと明示して依頼をすることが、モチベーション維持に必要であったと痛感しました。


最後に、外部人材活用の今後の広がりについてはどのように考えられますか。


今後は正社員や副業だけでなく、アルバイトや業務委託、顧問活用など、様々な働き方の人が増えてくると思います。会社の理念に共感していて、同じ方向で向いてほしいと思える方は正社員で採用したいけれども、会社の理念に共感していて、興味を持ってくれているようなコミット力の方であれば副業者として採用していきたいですね。副業者は成果報酬だからこそ副業で楽しいと思ってくれて、収益が出てお互いがハッピーになれることがメリットだと思います。

今回Kasookuを使って、実際に活用事例を聞きながら、社内で実装し業務を依頼していく中で、「依頼の仕方と運用」について、大分ノウハウがついてきたと思います。また、そのような働き手は今後確実に増えてくることが予想されるため、今から会社としてしっかりと受け入れ準備をすることが、今後優秀な人材を採用するうえで絶対必要になってくるかと思いますね。

貴重なお話をお伺いさせて頂きありがとうございました。


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